【他者理解は自分を知ることから】自分の怒りの感情と向き合い理解を深めよう

ことのはうさぎの物語①

人との関わりの中で、こんなふうに感じたことはありませんか?

「どうしてわかってくれないの?」
「なんでそんなこと言うの?」

私たちはつい、相手の気持ちや行動に目を向けがちです。
でも実は、他者を理解するためには、まず自分の気持ちを理解することが大切です。

ユメノの絵本であることのはうさぎのものがたり-3巻ー おこりのしずくがひらくときは、怒りを抱えたリスの子と、その気持ちに寄り添うことのはうさぎの物語です。怒りをテーマにしています。

前回の記事では、【怒りの奥にある本当の気持ちに寄り添う】怒っている子の関わり方について書きました。

今回は、「他者を理解するためには、まず自分の気持ちを知ることから」というテーマでお話していきます。

ぜひ、最後まで読んでいただけると幸いです。

ことのはうさぎのものがたり-3巻ー おこりのしずくがひらくとき

他者理解は「自分の気持ち」から始まる

人は自分の中にある感情を通して、相手の気持ちを想像しています。

たとえば、

・自分が悲しかった経験
・さみしいと感じた記憶
・くやしかった出来事

こうした体験があるからこそ、以下のように相手の気持ちを感じ取ることができます。

  • 「この子も悲しかったのかな」
  • 「本当はわかってほしかったのかもしれない」

つまり、自分の感情を理解することが他者理解の土台になるのです。

自分の気持ちに気づけないとどうなるか

もし自分の感情に気づけないままでいると、以下のようなことが起こりやすくなります。

・相手の言動に強く反応してしまう
・怒りやイライラが増える
・相手の気持ちを決めつけてしまう

たとえば、本当は「悲しかった」のに、本当の気持ちに気づけないとその感情は怒りとして表に出てしまうことがあります。

そして、「なんでそんなことするの!」と相手を責めてしまう。でもその奥には「わかってほしかった」という気持ちがあるのかもしれません。

怒りの奥にある気持ちに気づくこと

怒りは悪い感情ではなく、本当の気持ちを守るために出てくる感情です。

怒りの奥には、以下のような気持ちが隠されています。

・かなしかった
・さみしかった
・くやしかった
・わかってほしかった

まずは、「自分はどんな気持ちだったんだろう」と立ち止まってみること。それが、自分の感情を理解する第一歩です。

自分を理解すると、相手の見え方が変わる

自分の気持ちを理解できるようになることで以下のような変化が生まれ、相手の見え方も少しずつ変わっていきます。

  • 相手の怒りに振り回されにくくなる
  • 適切なコミュニケーションをとれるようになる
  • 相手を助けることができる
  • 自分の感情をコントロールすることができる
  • 自分と相手にも、やさしく向き合えるようになる

相手の怒りに振り回されにくくなる

自分の気持ちに気づけるようになると、以下のように一歩引いて見られるようになります。

  • 「今、自分はイライラしている」
  • 「本当は悲しかったんだ」

その結果、相手の怒りに巻き込まれにくくなり、相手の怒りに振り回されにくくなるのです。

適切なコミュニケーションをとれるようになる

自分の気持ちを理解できるようになると、どう伝えればいいかを考えられるようになります。

感情のままにぶつけるのではなく、以下のように自分の気持ちを言葉にできるようになるため、適切なコミュニケーションがとれるようになります。

  • 「こう言われて悲しかった」
  • 「本当はこうしてほしかった」

相手を助けることができる

自分が「悲しい」「不安」「くやしい」と感じた経験があるからこそ、以下のように考えられるようになり、相手の気持ちにも気づきやすくなります。

  • 「この子もつらかったのかもしれない」
  • 「うまく言えなかっただけかもしれない」

ただ注意するのではなく、支える関わりができるようになることで相手を助けることができる力につながります。

自分の感情をコントロールできる

自分の感情に気づけるようになると、感情に振り回されなくなります。

以下のように「どう向き合うか」選べるようになることで、怒りをそのまま出すのではなく自分の感情をコントロールできるようになります。

  • 「少し落ち着こう」
  • 「あとで話そう」

自分にも相手にも、やさしく向き合えるようになる

  • 相手の怒りに振り回されにくくなる
  • 適切なコミュニケーションがとれるようになる
  • 相手を助けることができる
  • 自分の感情をコントロールできるようになる

こうした積み重ねによって以下のように考えられるようになり、自分にも相手にもやさしい視点を持てるようになります。

  • 「こんなふうに感じてもいい」
  • 「相手も同じように感じているかもしれない」

その結果、自分にも相手にも、やさしく向き合えるようになるのです。

自分を理解するための経験

自分の気持ちを理解することは簡単ではありません。

だからこそ、以下のような気持ちを言葉にしてもらう経験の積み重ねが大切です。

  • 「かなしかったのかな」
  • 「くやしかったね」

気持ちを言葉にしてもらう経験を積み重ねることで、以下のような力が育っていきます。

・自分の気持ちに気づく
・言葉にする
・相手の気持ちを考える

他者理解はやさしさにつながる

自分の気持ちを理解できるようになると、相手の気持ちにも目を向けられるようになります。それは、「思いやり」や「やさしさ」につながっていきます。

他者理解とは特別な力ではなく、自分の気持ちに気づくことから育っていくものなのです。

まとめ

人は、自分の感情を理解して初めて他者の気持ちを理解できるようになります。 その流れは、以下のようににつながっています。

  1. 自分の気持ちに気づく
  2. 一歩引いて見られるようになる
  3. 気持ちを言葉にできる
  4. 気持ちを言葉にできる
  5. 感情をコントロールできる
  6. やさしい関わりができる

まずは、自分の気持ちに気づくこと。

本当はどう感じていたのか。

その小さな気づきが、人との関わりをやさしく変えていきます。

ことのはうさぎの一言

「じぶんの きもちに きづけたら、
だれかの きもちもやさしく みえてくるよ。」

ことのはうさぎのものがたり-3巻ー おこりのしずくがひらくとき

yumeno

元保育士/ブロガー/絵本作家

会社員をしながら現在、絵本制作をしています。

子どもはもちろん、大人にも届くような絵本やブログを配信していきます。

絵本を通して、穏やかで心温かな繋がりができる場になれば幸いです。

 

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