暑い季節になると気をつけたいのが「熱中症」。
毎年、ニュースでも話題になりますが、実際にどんな症状があって、どう対処すればいいのか、いざというときに焦ってしまいますよね。
今回は、熱中症の基本的な知識と、すぐにできる予防法・対処法を、わかりやすくお伝えします!
熱中症とは?
熱中症とは、高温多湿な環境で体の中の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節がうまくできなくなったりすることで起こる体の不調です。
簡単に言えば、「体が暑さに負けてしまった状態」。
屋外だけでなく、実は室内でも発症することがあるので注意が必要です。
熱中症の症状とは?
症状は軽いものから命に関わる重いものまでさまざまです。
重症度 | 主な症状 |
---|---|
軽度 | めまい、立ちくらみ、大量の汗、筋肉のけいれん |
中等度 | 頭痛、吐き気、だるさ、集中力の低下 |
重度 | 意識がぼんやりする、けいれん、呼びかけに反応しない |
「ちょっとおかしいな」と思ったら、すぐに涼しい場所に移動することが大切です。
熱中症になりやすい人とは?
誰でもなる可能性はありますが、特に注意が必要なのは、以下にあげられる人です。
- 子ども(特に乳幼児)
- 高齢者
- 持病のある方
- 外で長時間活動する方(部活、仕事など)
子どもは体温調節がまだ未熟なので、大人よりも熱中症になりやすいんです。
熱中症の予防法とは?
熱中症は、少しの工夫で防ぐことができます!
こまめな水分補給
のどが渇く前に水やお茶を飲みましょう。汗をたくさんかくときは、スポーツドリンクなどで塩分も補給すると良いでしょう。
暑い時間帯を避ける
11〜15時頃は特に暑くなります。この時間帯の外出や運動はできるだけ控えましょう。
室内も油断しない
エアコンや扇風機を適切に使って室温を管理しましょう。特に寝室は熱がこもりやすいので注意しましょう。
涼しい服装を心がける
通気性のよい服、帽子や日傘なども効果的です。
もし熱中症になってしまったら?
- 涼しい場所へ移動する(日陰・クーラーの効いた部屋など)
- 衣服をゆるめて体を冷やす(首元・わき・足の付け根など)
- 水分・塩分を補給する(意識がある場合)
- 症状が重いときは救急車を呼ぼう!
意識がもうろうとしていたり、水が飲めない場合はすぐに医療機関に連絡してください。
まとめ
熱中症は、誰にでも起こり得ます
しかし、熱中症について正しく知り、きちんと予防することでしっかり対策できます。
子どもや高齢の家族、そして自分自身の健康を守るために、今日からできることからはじめてみましょう。
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